キャッシュレス決済導入のメリット・デメリット5選

キャッシュレス決済を導入しようかどうか、悩まれていますでしょうか。
キャッシュレス決済の導入にはメリットが多いといわれていますが、デメリットも当然あります。
今回の記事では、安心してキャッシュレス決済導入をご検討いただけるよう、キャッシュレス決済導入のメリット・デメリットをまとめました。
決済端末導入台数が46,000台以上を超え、継続率98.0%のPayossでは、お客様にキャッシュレス決済のメリットデメリットの両面があることをご理解いただき、キャッシュレス決済サービス「Payoss」をご導入いただいております。
ぜひ、キャッシュレス決済導入検討の参考にしてください。
キャッシュレス決済導入のデメリット

メリットが多いキャッシュレス導入。
ですが、当然導入デメリットもあります。
まずは気になるデメリットを確認していきましょう。
キャッシュレス決済導入のデメリットは以下の5点です。
キャッシュレス決済導入のデメリット
- 従業員マニュアルが増える
- 現金管理とキャッシュレス管理の両面が必要
- 決済手数料や導入時の費用発生
- 売上金は後日入金
- 各ブランドとの契約が煩雑
ひとつひとつ見ていきましょう。
従業員マニュアルが増える
キャッシュレス決済導入では、現金以外のオペレーションが増えます。それにより従業員向けのマニュアルも増え、教育コストもかかります。
クレジット、電子マネー、スマホコード決済それぞれに端末が必要な場合は、その端末の種類分、マニュアルが増えることになります。
そうしたデメリットを解消するために、キャッシュレス決済導入にあたっては、最低限のマニュアルで操作習得が可能なマルチ決済端末がおすすめです。
マルチ決済端末であれば、端末1種類分での従業員教育ですむため、導入コストが軽減できます。
現金管理とキャッシュレス管理の両面が必要
現金管理のみだった店舗にとっては、キャッシュレス決済導入によって、現金管理とキャッシュレス管理の両方で手間がかかるケースがあり、その点もデメリットです。
その対策としては、現金とキャッシュレス決済(クレジット、電子マネー、スマホコード決済)の両方の売上情報を一元化する、管理ソフトの導入が最適です。
これにより、業務効率化による人的コストの削減が期待できることはもちろん、販売実績データを元にした新たな売上増強施策を展開することも可能です。
決済手数料や導入時の費用発生
キャッシュレス決済導入にあたっては、決済手数料や導入時の初期費用が発生する点もチェックしておく必要があります。
ただし、違算防止、現金紛失や盗難などのトラブル対策など現場の負担軽減。レジ締めのスピード短縮による人件費軽減、客単価向上による売上増大など、キャッシュレス決済導入することで、導入支出を上回るコスト削減や売上増大が見込めるメリットもあります。
売上金は後日入金
現金と違い、売上金が後日入金になる点もデメリットとしてあげられる点です。
キャッシュレス決済での売上は、月何回の入金サイクルなのか、確認しておきましょう。また「いつ、いくら」入金があるか、がすぐわかるような管理サイトなどが整っているかもチェックです。
こうした情報をあらかじめ把握しておくことで、資金繰りの対策になります。
各ブランドとの契約が煩雑
キャッシュレス決済導入にあたっては、各ブランドごとに、クレジット会社や電子マネー事業者、スマホコード決済事業者があり、導入したいブランドごとに契約を結ぶ必要があり、手続きが煩雑です。
この点に関しては、各ブランドとの窓口を一本化する決済代行業者のサービスを活用することがおすすめです。
決済代行業者の包括加盟店契約であれば、複数のブランドから、加盟店の状況にあわせた最適なブランドの組み合わせを選ぶことができ、成果の出るキャッシュレス決済導入がスムーズに可能となります。
キャッシュレス決済導入のメリット

次にキャッシュレス決済導入のメリットを見ていきましょう。
キャッシュレス決済導入のメリットは以下の5点です。
キャッシュレス導入のメリット
- 新たなお客様の獲得と、お客様の固定客化
- スタッフとお客様との非接触オペレーション
- 違算防止、防犯面での安心
- 決済情報データ化による業務効率化
- お客様のご利用単価の向上
新たなお客様の獲得と、お客様の固定客化
経済産業省が2025年までに日本のキャッシュレス決済の比率を40%まで引き上げるといった方針を掲げています。そうした中、実際の決済シーンにおいても、高まるキャッシュレス決済ニーズに対応が求められています。
新規のお客様の選択肢から外れたり、従来のお客様の固定化を逃したりといったことは、キャッシュレス決済対応が進んでいないケースに多く見受けられる事例。
キャッシュレス決済対応が、こうした機会損失を減らすこととなり、新たなお客様の獲得と、お客様の固定客化が期待できるメリットとなります。
従業員とお客様との非接触オペレーション
キャッシュレス対応することで、従業員とお客様との接触機会を減らすことができます。
新しい生活様式や、各業界が定めるガイドラインでも、キャッシュレス決済の利用が推奨されています。
従業員とお客様へ、より安心・安全を届ける手段として、キャッシュレス決済は衛生面でも評価が高まっています。
違算対策、防犯面での安心
レジ締め時の違算、高額売上入金時のリスクや従業員の現金紛失、盗難のトラブルなど、現金決済で起こっていた現場負担。
そうした現金周りのオペレーションを緩和できるのが、キャッシュレス対応のメリットです。
従業員は本来の業務に集中でき、サービス水準低下を防ぐことができます。
決済情報のデータ化による自動集計
キャッシュレス対応することで、決済情報は自動的に集計される点もメリットです。
これにより1台当たり25分といわれる、レジ締め作業時間が大幅に軽減され、今までにそれにあてていた人件費も削減できます。
さらにこのような集計データは分析データとしても活用でき、新たな施策への展開にもつながります。
お客様のご利用単価向上
キャッシュレス対応することで、お客様が現金を持ち合わせていない状況下でも、「今ここで買う」の判断機会が増えることになります。
その結果、1回あたりの支出においても、現金よりも多くのお金を使う可能性が高くなります。
- 数千円のお買い物をされるお客様の1,000円程度の単価アップ
- コンビニエンスストアのお客様(客単価600円台)の20円程度の単価アップ
などいった事例もでており、キャッシュレス対応でご利用単価向上に期待できます。
キャッシュレス決済導入のメリット・デメリットまとめ
メリット | デメリット | |
---|---|---|
キャッシュレス決済導入 | 新たなお客様の獲得と、お客様の固定客化 | 従業員マニュアルが増える |
スタッフとお客様との非接触オペレーション | 現金管理とキャッシュレス管理の両面が必要 | |
違算防止、防犯面での安心 | 決済手数料や導入時の費用発生 | |
決済情報データ化による業務効率化 | 売上金は後から入金 | |
お客様のご利用単価の向上 | 各ブランドとの契約が煩雑 |
キャッシュレス決済の導入にはメリットが多いです。
その反面、デメリットがあるのも確かです。
ですが、そのようなデメリットも、対処法をあらかじめ理解しておくことで、それぞれのご状況に応じた、スムーズで失敗のないキャッシュレス導入が可能です。
Payossは継続率98.0% 契約台数46,000台以上と、多くのお客様に選ばれております。
Payossの詳細はぜひブランドカタログをご覧ください。

これからキャッシュレス導入を検討される方向けの、失敗しないための5つのチェックポイントをまとめたガイドも制作しております。

こちらもぜひ参考にご覧ください。