売上向上に不可欠! キャッシュレス導入時の注意点とは?

現金を使わずに支払いをするキャッシュレス決済。小売店も利用者もメリットを享受できることから、近年日本でも普及が進み、決済比率は右肩上がりとなっています。
この記事では、導入を検討されている事業者の方に向けて、キャッシュレス決済を取り入れることの利点と、導入時に気をつけたいポイントを解説します。
導入は売上向上につながる? なぜ消費者はキャッシュレス決済を選ぶのか?
消費者はキャッシュレス決済を利用することで、どのようなメリットを得られるのでしょうか。

1. 現金を管理する手間が減る
キャッシュレス決済を利用することで、現金を使用する機会が減り、現金準備の時間や手間を減らすことができます。また、ATMを利用する機会も減り、手数料の節約が期待できます。
2. ポイント還元やキャンペーンの利用
クレジットカードやスマホコード決済の中には、利用金額に応じてポイント還元を受けられるサービスが設定されています。また、割引や還元率アップといった独自のキャンペーンを決済サービスごとに実施しています。
3. 会計が衛生的でスムーズ
現金の受け渡しなどがなくなることからレジでの決済がスムーズになるほか、レジ待ちの時間も短くなります。衛生的な会計も実現します。

日本におけるキャッシュレス決済額は2022年に111兆円となり、初めて100兆円の大台を突破しました。
国内の総支出額に占めるキャッシュレス決済の比率は36%。クレジットカードが牽引する形で進展していますが、デビット、電子マネー、スマホコード決済の決済額も増え続けています。
キャッシュレス決済の導入は売上向上に不可欠?
キャッシュレス決済の恩恵にあずかれるのは消費者だけではありません。小売業者が得られるメリットとして「売上向上」が挙げられます。キャッシュレス決済は様々な角度から小売業者の売上拡大に貢献します。

キャッシュレス決済ユーザーの取り込み
ある調査では、一定数のキャッシュレスユーザーが、現金だけしか使えない店の利用を見送った経験があると回答しています。
キャッシュレス決済に対応することは、こうした販売機会の損失を防ぎ、キャッシュレス決済ユーザーを新たな客層として取り込むことにつながります。
決済ブランドの各キャンペーンで売上向上

キャッシュレス決済の導入は利用者の来店促進や客単価を高めることにも貢献します。その代表的な方法がキャンペーンの活用です。
決済ブランド各社は、ポイント還元キャンペーンを定期的に実施しています。キャンペーン費用はブランド側が負担することが多く、店舗側にメリットが大きい仕組みです。
優良顧客限定のセール情報など、お得なキャンペーン情報を通じて顧客の消費マインドを高めることで、利用者の来店促進や客単価のアップが期待できます。
導入すべきは多くの顧客が利用する決済サービス

キャッシュレス決済には多様なブランドが存在し、選び方がわからないという声もあるでしょう。
比較的利用頻度の高いキャッシュレス決済手段として、クレジット決済が81.9%と多くの方に選ばれていますが、スマホコード決済が51.8%、電子マネーが50.5%、交通系電子マネーが34.8%と、幅広い決済手段にニーズがあります。
そのため、利用できる決済手段を絞って導入するよりも、幅広い決済手段に対応し、数多くの決済ブランドを利用可能とすることが重要です。より多くの人が使えるキャッシュレス決済環境を整えることが、売上向上につながります。
レジの処理スピード向上
現金の受け渡しをなくすキャッシュレス決済は、レジ業務のスピードアップを実現します。レジ待ちは販売機会のロスに直結するので、これは非常に重要なポイントです。
メリットを最大化するにはPOSレジ連動が必須!
会計業務のスピード化には決済端末とPOSレジの連動が不可欠です。
完全連動タイプの場合、会計処理にかかる時間は約4秒。半連動タイプや非連動タイプはその3倍以上の時間がかかります。キャッシュレス決済のメリットを最大化するには、POSとのレジ連動が欠かせません。

また、打ち間違えなど違算を招く「2度打ち」(※)をしなくて済むことも、連動のメリットとして挙げられます。
※レジと決済端末の両方に金額を打ち込むこと
訪日外国人対応
インバウンド(外国人の訪日旅行)対応も売上向上が期待できます。2022年11月に新型コロナウイルスに関する水際対策が緩和され、訪日外国人の消費も回復軌道に入っています。
韓国、中国などは“キャッシュレス先進国”。それらの国々からの観光客を対象にキャッシュレス環境を整備することは、売上を伸ばす可能性を大いに秘めています。
多言語対応のレジ・券売機で、訪日外国人に対応!

外国人観光客の対応は、語学が堪能な従業員に任せるのが理想ですが、そうした人材の確保は容易ではありません。そんな課題を解決するのが、多言語対応のレジ・券売機です。
日、英、中、韓などの多言語でメニューを表示したり、音声機能で会計案内をしてくれたりします。これなら外国の方も迷いません。
買い物のしやすさによる客単価の向上が期待できるだけでなく、スムーズな会計でレジ待ちの発生を抑え、販売機会の損失も防げるでしょう。
決済端末とPOSレジ連動のキャッシュレス導入で売上向上
POSレジメーカー寺岡精工のキャッシュレス決済サービス「Payoss」はレジメーカーの強みを活かし、セルフレジとキャッシュレス端末連動を実現。
Payossは継続率98.0% 契約台数46,000台以上と、多くのお客様に選ばれております。
Payossの詳細はぜひブランドカタログをご覧ください。

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