キャッシュレス導入に必要な費用やコストを徹底解説!
キャッシュレス決済の導入を検討されている方には、コストが明確でないためになかなか踏み出せないという悩みがあるかもしれません。
そこで、本記事ではキャッシュレス決済の導入に際してどのような費用が発生するかを解説します。
ちなみにキャッシュレス決済は、業務負荷の軽減や売上向上などさまざまなメリットを生み出します。
導入コストのみに焦点を当てるのではなく、その後の効果も含めたROI(投資利益率、費用対効果)の観点から検討することが重要です。
キャッシュレス導入に伴うコストの全体像
キャッシュレス決済の導入によって発生する費用は主に三つあります。初期費用、運転費用、都度費用です。
1.初期費用
POSレジや決済端末、券売機の購入や設置などにかかる費用です。価格は機器の種類や性能、耐久性などによって変動します。また、決済端末にも性能や用途によって価格の幅があります。近年ではキャンペーンと題して端末を無料で提供し、導入のハードルを下げる事業者も増えています。
2.運転費用
クレジットカードやスマホコード、電子マネーなど複数の決済手段を導入するに際して、近年では店舗経営者と決済事業者の間に立つ決済代行会社を利用し、各種の決済手段の一括導入手続きや管理業務などを代行してもらうことが一般化しています。
その決済代行会社へ支払う決済システム利用料や顧客データの管理費用など毎月発生する固定費が運転費用に該当します。
3.都度費用
キャッシュレス決済はユーザー(利用客)が利用するごとに決済手数料が発生します。
加盟店ごとの決済料率に基づき、決済金額の数%を手数料として、その金額を店舗側が負担することになります。
以上のように、キャッシュレス決済は導入後もランニングコストが発生することから、初期費用は極力低く抑えたくなるものです。
ただし、安価な機器は耐久性が低く、長期的にはコスト削減につながらないことも珍しくありません。価格だけで決めず、より総合的に判断することが必要です。
煩雑な手続きも。キャッシュレス導入にかかる人的コスト
キャッシュレス導入には金銭的な費用とは別に人的コストもかかります。その理由を以下の導入手順をもとに説明します。
キャッシュレス環境を整える際、ユーザーの利便性を高めるために複数の決済手段や決済ブランドを使えるようにするのが一般的です。
そのためには、さまざまな事業者を比較検討した上で、相見積りを取ったり、各業者と個別に契約交渉を進めたりしなければなりません。
また、決済事業者ごとに決済日や入金日が異なるため、複数の事業者と直接契約する場合、入金管理などの事務処理が複雑化することも予想されます。
決済代行会社を利用すればこれらの手間は大きく軽減できますが、店舗経営者が自らキャッシュレス決済を導入、運用する場合は、一連の手続きに人的コストが生じることは想定しておくべきでしょう。
現金圧縮や業務負荷軽減。キャッシュレス導入によるコスト削減効果
キャッシュレス決済は導入コストがかかる一方、それを上回るメリットが得られる可能性を秘めています。
下図の通り、現金絡みのレジ業務は多岐にわたります。キャッシュレスはこれらの負担を大きく減らします。
例えば店舗を完全キャッシュレスにすることで、以下のようなメリットが得られます。
・両替の作業時間の軽減
→毎日1、2時間要していた両替時間がゼロになる
・違算金確認の業務時間削減
→違算金発生時に従来30〜60分程度かけていた対応が不要になる
・窃盗リスクの削減
→防犯上危険である現金持ち歩きをなくすことができる
・レジ対応業務の軽減
→キャッシュレス決済のレジ対応はオペレーションがパターン化されているため、レジ業務の手間が以前より削減される
今や業界を問わず人手不足が常態化しており、日々の仕事を回すだけで精一杯という現場も少なくありません。
そんな中で、売上を高めるための戦略を練り、新たな施策を打つための時間が捻出できることも、キャッシュレス導入で業務効率化を図ることの意義と言えるでしょう。
キャッシュレス投資の必要性は売上アップへの貢献度からも判断
費用対効果を考える上では、キャッシュレス導入が売上アップにどれほど貢献するか、という観点も重要です。
以下のグラフをご覧ください。こちらは経産省が実施したキャッシュレス決済に関するアンケートの一部で、キャッシュレス導入によって売上増加を実現したという店舗経営者らが、増加の度合いを回答したものです。
こちらは経産省が実施したキャッシュレス決済に関するアンケートの一部で、キャッシュレス導入によって売上増加を実現したという店舗経営者らが、増加の度合いを回答したものです。
キャッシュレス決済の手数料は2、3%が相場ですから、3%以上の売上増加を維持できれば投資した分の回収が期待できますが、この調査ではキャッシュレス決済の導入により「店舗の売上が増えた」という回答者の7割超が4%以上売上を増加させています。
キャッシュレスサービスを通じて売上を高めるための施策は、キャンペーンの活用など、さまざまなアプローチがあります。詳しくはこちらのコラムをご覧ください。
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導入台数56,000台以上。選ばれるキャッシュレス決済サービス「Payoss」
売上向上や業務効率化といったメリットを増幅させるなら、キャッシュレス決済と連動したサービスを併用することが重要です。一例を挙げると、セルフレジの導入です。
経産省の調査では、15の店舗にキャッシュレス機能を備えたセルフレジの導入効果をヒアリングしたところ、両替時間67%減、両替手数料60%減、客単価1、2%増といった大きな効果が得られたことが紹介されています。
キャッシュレス対応のセルフレジを取り入れるなら、寺岡精工のキャッシュレス決済サービス「Payoss」がオススメです。
POSレジメーカーとしての強みを活かしてセルフレジとキャッシュレス端末の連動を実現。
人材不足が経営リスクの拡大に直結する今、POSレジメーカーの決済代行サービスとして、金銭的コスト・人的コストの削減に寄与するPayossは、キャッシュレス導入を検討する店舗経営の強力な支えになるはずです。
Payossは継続率99.5% 契約台数56,000台以上と、多くのお客様に選ばれております。
Payossの詳細はぜひブランドカタログをご覧ください。
これからキャッシュレス導入を検討される方向けの、失敗しないための5つのチェックポイントをまとめたガイドも制作しております。
こちらもぜひ参考にご覧ください。
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なお、寺岡精工グループ内で取り扱われる個人情報については、次の者が管理を行います。
東京都大田区久が原五丁目13番12号
株式会社寺岡精工
代表取締役社長 山本宏輔
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